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2019年ー
理科における仮説設定とは何か|Daiki Nakamura|note
理科の授業では、問題解決の流れに沿って授業を進めることが多いです。 問題解決の流れとは、大まかに書くと 問題設定→仮説設定→実験計画→実験(観察)→結果の処理→考察→結論 というものです。 この内、今回は2番目の仮説設定に注目します。 仮説とは何か 仮説設定とは何かという問いはシンプルですがとても難しいです。 というのも、研究者によって仮説とは何かという考えが違うからです。 理科教育の世界でも同様で、定義が混乱しています。 そこで私は、過去100年の本や論文から、「仮説とは何か」について書いてある部分を集めて、表に整理しました。 ここでは一部を紹介すると、 *高野(19
理科の見方・考え方を働かせて資質・能力を育成する手立て|Daiki Nakamura|note
理科の見方・考え方 平成29年版小学校学習指導要領解説理科編においては、理科の目標として、児童が「理科の見方・考え方」を働かせて、観察・実験に取り組むことで、資質・能力を育成していくことが示されています(文部科学省,2018)。 このうち、「見方」とは、自然の事物・現象を捉える視点であるとされ、理科の四領域それぞれに特徴的な見方が整理されています。例えば、地球領域では、「時間的・空間的な視点で捉えること」が、見方として示されています。 一方、「考え方」とは、児童が問題解決の中で用いる様々な考え方であるとされ、問題解決の過程に対応して4つの考え方が整理されています。例えば、
理科におけるICT活用の効果|Daiki Nakamura|note
この記事は、理科教育 Advent Calendar 2019の4日目の記事です。 今回は、理科でICTを活用するのってどれくらい効果あるの?ということについて、エビデンスを示しながら、お話したいと思います。 ICTに囲まれた社会 いきなりですが、クイズです。この写真に写っているのは、何の機械でしょうか? これは、去年の夏に富士山の登山口で見つけたもので、登山口を通過した人を検出し、人数を自動送信するものです。 このように、私たちの社会では、ICT(Information and Communication Technology)がものすごい勢いで普及しています。
条件制御能力を育てる方法|Daiki Nakamura|note
この記事は、理科教育 Advent Calendar 2019の10日目の記事です。 今回は、条件制御能力を育てるのに有効な指導方法は何か?ということについて、エビデンスを示しながら、お話したいと思います。 条件制御能力とは 科学においては、何かしらの仮説を検証する際には、実験を行います。 その際、実験結果から妥当な考察を行うには、実験が、別の因果効果や相互作用を排除できるように設計されていることが前提になります。つまり、影響を検討する1つの変数以外は、一定に保つ必要があるわけです。 このような制御された実験を計画したり実施したりする能力は条件制御能力と呼ばれ、科学的思考の1
教育学分野における再現性の話|Daiki Nakamura|note
この記事は、Open and Reproducible Science Advent Calendar 2019 の14日目の記事です。 これまでのアドベントカレンダーの記事では、主に心理学における再現性の話が展開されていたかと思います。しかしながら、再現性の問題は心理学に限った話ではありません。そこで、この記事では私の専門の教育学分野(特に教科教育)で再現性問題にどう向き合うかという話を書かせていただきたいと思います。そこには、心理学と共通した問題に加えて、教育学分野独自の問題があったりします。 記事の構成としては、再現性問題の概要や心理学分野における議論を概観した後、教育学分野
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20
年ー
移ろいゆく科学教育の価値観|Daiki Nakamura|note
本記事は Science Education Book Club in Japan の活動の一環として、オンライン読書会で読んだ本の内容と、参加者による議論をまとめたものです。2020年の1冊目の本は ”Values in Science Education: The Shifting Sands” を読み進めています。 今回は、以前に出版された書籍と本書の「The Shifting Sands of Values in Science Education. An Introduction (導入:移ろいゆく科学教育の価値観)」の章を中心に、この本が書かれた背景について考えていきます
社会情勢の変化と科学教育改革の歴史|Daiki Nakamura|note
本記事は Science Education Book Club in Japan の活動の一環として、オンライン読書会で読んだ本の内容と、参加者による議論をまとめたものです。今回,私が担当したのは「Values in Science Education : The Shifting Sands」という本のChapter.11「Intended, Achieved and Unachieved Values of Science Education: A Historical Review」です。この章では、第二次世界大戦後の欧米の社会情勢の変化と科学教育改革の歴史がまとめられています
理科における科学的推論の課題とメタ認知|Daiki Nakamura|note
本記事は オンライン読書会で読んだ本の内容と、参加者による議論をまとめたものです。理科教育 Advent Calendar 2020の5日目の記事を兼ねています。 今回,私が担当したのはChapter. 8「Scientific Reasoning During Inquiry: Teaching for Metacognition」です。この章では、学習者が探究を行う際に直面する科学的推論の課題についてまとめられています。 科学的探究と科学的推論 科学者が科学的な手続きを通して現象のメカニズムを探究していくように、理科の授業では学習者が科学的探究を行うことを通して、学びを深めてい
探究に基づく科学教育|Daiki Nakamura|note
本記事は、オンライン読書会で読んだ本の内容と、参加者による議論をまとめたものです。理科教育 Advent Calendar 2020の4日目の記事を兼ねています。 今回,私が担当したのはChapter. 19「Inquiry-Based Science Education」です。この章では、探究に基づく科学教育についてまとめられています。 能動的な学びに向けた教育改革の歴史 自然科学(Science)は、科学者が科学的手法を用いながら主体的に進めるものです。それに対して、学校における科学教育(School science)は、知識伝達型の受動的な学びになりがちです。このような自
項目反応理論に基づく尺度開発の実践 - stat-sci-education
この記事は、Stan Advent Calendar 2020 の25日目の記事です。 この記事では、これまでの記事の内容のうち、7日目の項目反応理論の記事を参考に尺度開発を行います。また、項目反応理論に基づき推定した特性値θについて、6日目のt検定の記事を参考に性差を検討します。統計は初心者なので、誤りなどがあればぜひコメントいただけると嬉しいです。stanに関する部分にのみ興味がある方は、前半を読み飛ばしていただくとスムーズかと思います。 データの概要 データの読み込み 項目反応理論の前提の確認 一次元性 局所独立性 潜在単調性 項目反応理論に基づく推定 検討するモデル GRMのベイズ推定…
202
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年ー
非認知能力とGritは本当に有効か?|Daiki Nakamura|note
この記事は、慶應義塾・社会学研究科の開講科目「社会心理学特論 I :心理学方法論の新展開」での課題活動と、ReproducibiliTea Tokyo の活動の一環として、まとめられたものです。ReproducibiliTea は、信頼できる科学を目指す、国際的な草の根ジャーナルクラブ活動で、Tokyo は文字通り、その東京バージョンです。各記事の対象論文の選定ならびに記事内容には、執筆者を含む参加メンバー全員の意見が反映されています。記事についてのご質問・ご意見等は、repteatokyo@gmail.com までお送りください。 本記事は,Smithersらによる “A syst
科学の性質を教える理科授業|Daiki Nakamura|note
本記事は、オンライン読書会で読んだ本の内容と、参加者による議論をまとめたものです。理科教育 Advent Calendar 2021 の 18日目の記事を兼ねています。 今回、私が担当したのは Chapter. 4「Nature of Science and Classroom Practice」です。この章では、科学の性質を理科教育でどのように指導するかについてまとめられています。 Nature of Science in Science Instruction: Rationales and Strategies (Science: Philosophy, History
2022年―
先輩研究者のご紹介(中村 大輝さん)
こんにちは。科学振興チームの豊田です。 本日は、2020年度に「理科の問題解決における仮説設定の質と深い学びに関する研究」という研究課題で笹川科学研究助成を受けられた、広島大学所属の、中村 大輝さんから助成時から最近の研究について、コメントを頂きました。 <中村さんより> さて、皆さんは小・中学生のころ、理科の勉強は好きだったでしょうか?全国的な調査の結果からは、小学生の8割以上が理科好きで…
科学教育におけるコンピテンシー概念の定義に向けて|Daiki Nakamura|note
本記事は、オンライン読書会(@ScienceEducat10)での発表と、参加者による議論をまとめたものです。理科教育 Advent Calendar 2022 の 2日目の記事を兼ねています。 この記事では、経済分野で登場したコンピテンシー概念が教育分野に導入された過程を整理した上で、科学教育におけるコンピテンシーとは何かについて考える基盤を示しています。 社会の変化とコンピテンシー概念の登場 社会状況の変化と新しい能力観の必要性 現代社会では、科学技術の進歩やテクノロジーの発達、グローバル化が恩恵をもたらす一方で、世界の複雑化と新たな社会問題を引き起こしています。このような社
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